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宗派別に知る 仏教葬儀の基本とマナー

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宗派別に知る 仏教葬儀の基本とマナー

宗派別に知る 仏教葬儀の基本とマナー

2024/07/11

仏教葬儀は、日本において一般的な葬儀の形式です。しかし、その中身や儀式などは宗派によって異なる場合があります。そのため、仏教葬儀を行う際には、宗派別に知識を得ることが大切です。本記事では、仏教葬儀の基本とマナーについて、宗派別に紹介していきます。ご自身が所属する宗派や、参列予定の葬儀がどの宗派であるかを確認し、正しい知識を身につけましょう。

目次

    仏教葬儀における基本的な流れ

    仏教葬儀には、基本的な流れがあることが知られています。まず、故人のご冥福を祈るために仏壇を設置し、仏像とお線香、花を用意します。そして、 葬儀当日は、仏式に基づく法要を行います。法要の際には、僧侶によるお勤めもあります。葬儀が終了したら、棺を遺族や参列者と共に担ぎ出し、火葬場へ向かいます。 火葬場に到着したら、荼毘にふせ、白木のお位牌を手に、参列者が一人ずつ胸に抱える骨壷の運びが行われます。運びの際には、亡くなった方への想いを心に留め、故人を送り出します。 最後に、火葬の儀式があります。火葬式では、火葬炉に入れられた棺に、火を灯し、参列者全員でご冥福をお祈りします。そして、火葬式が終わると、骨壷はお墓に納められます。 以上が、仏教葬儀の基本的な流れとなります。その中で、大切なのは、故人への想いを心に留め、故人を送り出すことです。

    宗派別に知るべき仏教葬儀の違い

    仏教には多くの宗派があり、葬儀もその宗派によって異なる点があります。例えば、真言宗の場合は、お経を唱え、お供え物を供え、通夜、法要、施餓鬼という儀式を行います。浄土真宗では礼拝を通して故人を弔います。これらの宗派では、共通してお坊さんによる読経・お経・説法などの儀式がありますが、一方で臨終のやり方やお坊さんでのお布施の指定など、宗派ごとの特徴もあります。葬儀の形式も異なるため、故人が信仰していた宗派に基づいて葬儀を行い、故人を弔うことが大切です。

    遺族が知っておきたい仏教葬儀のマナー

    遺族が知っておくべき仏教葬儀のマナーについて紹介します。まず、喪服は黒か白が基本で、色物は避けましょう。また、合掌する姿勢が基本となりますが、ご遺体に触れたり、撮影や撮影禁止の場所や場合があることもマナーとして知っておくべきです。また、お焼香の際には、火を消す行為は避け、逆立ちしたまま香を立てることもNGです。また、お布施についても、相場より高い金額を包んでも気分を害することはないため、自分が納得できる金額で行いましょう。これらのマナーを守ることで、故人への敬意を表し、参列者の皆様にも迷惑をかけないようにすることができます。

    忌中の期間や禁忌事項について

    日本には忌中と呼ばれる喪中の期間があります。この期間は、故人を弔うために制限が設けられます。一般的には49日間とされていますが、地域や宗教によって異なる場合があります。この期間中は、禁忌事項が多く存在します。 例えば、食事や飲酒に制限がかかります。特に3日目と7日目には、三日目の飯と七日目の飯というものがあります。この日には、特別な食事を用意し、故人を偲びます。また、この期間中は、神社や仏壇にお供えするお菓子や果物、また、新しい服を着ることも避けられます。 この忌中の期間中は、喪主が特に厳しい束縛を受けます。社会活動や家事は限定的になり、家族や親族との交流も控えめになります。しかし、これらの期間や禁忌事項を守ることで、故人への敬意を示し、家族や周囲の人々との関係を深めることができます。 葬儀も、この忌中の期間に行われます。葬儀の流れや費用、式場の手配などを含め、葬儀社やお寺に相談することが大切です。そして、故人を偲ぶことを通じて、大切な人を失った悲しみを少しずつ癒やしていくことができます。

    仏教葬儀に必要な備品や打ち合わせのポイント

    仏教葬儀に必要な備品は、お香・花・水・茶器・仏像などがあります。また打ち合わせのポイントは、故人が信仰していた宗派や寺院のルールや規則に則って進めることが重要です。また、葬儀の日程や費用、式場や寺院の手配なども決める必要があります。呼ばれる人々の数によって、食事を提供したり座席の数を増やす必要があるかどうかを考慮することも重要です。これらのポイントを常に意識し、故人の意思を尊重した葬儀を行うことが大切です。

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